TWEET「ポスト・イット ジョーブ 透明見出し 683MH」
隣の席では、二人の看護学生さんが、2019年2月17日に行われる「看護師国家試験」に向けて、わき目もふらず勉強していた。その姿に清々しさをおぼえた。
何冊もの大部の専門書には、たくさんのカラフルな付箋が貼られていた。それらは紙のようにはみえなかった。紙の付箋は、耐久性に欠け 、しばらくすると、シワになり、折れ曲り、千切れ、無残な姿をさらすことになる。
散歩がてら、文具のコーナーに、同種の付箋を探しにいった。そして、
を見つけ、購入した。
「ケースに再生PETを使用」,「1枚ずつ取り出せるポップアップ式です」と記されていたが、その取り出し方が私には皆目見当がつかなかった。優に一時間をこえる錯誤のすえ、付箋は上下たがい違いにケースに納められていることに気づいたが、ただそれだけのことで、使い方は依然として分からなかった。
「ケースに再生PETを使用」,「1枚ずつ取り出せるポップアップ式です」と記されていたが、その取り出し方が私には皆目見当がつかなかった。優に一時間をこえる錯誤のすえ、付箋は上下たがい違いにケースに納められていることに気づいたが、ただそれだけのことで、使い方は依然として分からなかった。
一時間も過ごすと、さすがに嫌気がさし、インターネットで検索してみた。ほどなく「YouTube」にアップされているのを見つけた。一般の方の投稿であった。そこには釣り糸の結び方を覚えるときのような煩雑さがあったが、手慣れてしまえばそれまでのことだった。
確かに「1枚ずつ取り出せるポップアップ式」であり、よくできている。
十指に余る無駄に取り出した付箋を元の鞘に納めた。
はじまりには、試行錯誤し右往左往するのが、いつしか習いになった。それに対する嫌悪感はなく、自己嫌悪を抱くには、齢(よわい)を重ね過ぎたようである。
確かに「1枚ずつ取り出せるポップアップ式」であり、よくできている。
十指に余る無駄に取り出した付箋を元の鞘に納めた。
はじまりには、試行錯誤し右往左往するのが、いつしか習いになった。それに対する嫌悪感はなく、自己嫌悪を抱くには、齢(よわい)を重ね過ぎたようである。