TWEET「数を凌駕するもの」

「Kindle Direct Publishing」さんの書棚に電子書籍を並べるために、際限なくコピペを繰り返した。以来ブログが、毛を刈られた羊のように、寒々としてやせ細ってしまったような感触を抱いている。いくらコピペを繰り返そうが情報量に変わりがないのは当然のことであるが、そんな気がしてならない。数は絶対であるか。数は指標であり、感触が数値を凌ぐことがないとはいえまい。
 たとえば、小林秀雄の、白川静の、また中井久夫、井筒俊彦についての文章をブログ上に載せた日の閲覧数は極端に少ないが、これらのブログは、「ロングテール」を成すものであって、いつか検索される日を待っている。ロングテールに位置するブログの、毎日の検索件数は、日々の検索総数の8割程度を占める。ロングテール内で息をひそめて、声がかかるのをじっと待っているブログは、私にとって思い入れのあるブログであることが多く、毎日の楽しみの一つになっている。