「師走に『四国遍路』を渉猟する_『般若心経』」
一昨日、
◆ 玄侑宗久『現代語訳 般若心経』ちくま新書
を読んだ。本書は「般若心経のすゝめ」であり、またその実践法だった。真摯な好感のもてる内容だった。わずか 262字ばかりの「般若心経」を二日がかりで覚えた。記憶力の衰えに愕然としている。
小林秀雄『人生について』中公文庫
「年齢のせいに違いないが、年をとっても青年らしいとは、私には意味を成さぬ事とも思われる。」(177頁)
岡潔『春宵十話』
「情操が深まれば境地が進む。これが東洋的文化で、漱石でも西田幾多郎(にしだきたろう)先生でも老年に至るほど境地がさえていた。」(36頁)「般若心経」は、「歓喜の歌」である。身体(からだ)が明るくなった。
詳細は再読後とさせていただきます。