TWEET「どこか悲しい音がする」

2019/03/08
TWEET「山師稼業」
 Aグループ(03/07,08)の愛知県公立高入試を今日終え、週明けには、Bグループ(03/11,12)入試が行われます。愛知県では二校、受験可能です。二日目は面接試験です。
 相も変わらず、出題予想に勤しんでいます。山師稼業もすっかり板に付きました。伸るか反るかの大博打、といきたいところですが、どうもせせこましくっていけません。息苦しくってなりません。

2019/03/14
TWEET「どこか悲しい音がする」
 的を射たものもあった。かすめただけのものもあった。大きくそれたものもあった。しかし、概観すれば、私の今年度の出題予想は、上出来だったと自負している。
 山師といい、私といい、「浮遊層」に属する者たちである。ただ、山師は、白黒がつけば一旦着地するが、私の場合には着底するということがない。さすれば、山師の身過ぎ世過ぎは、私のそれよりも健全で地に足がついたものといえよう。私の常態は、山師以上に山師ということになろう。こんなくだらないことを真面目に考えていること自体、山師の上をいく者といえるかもしれない。
 今回の山師稼業を通して感じたのは、
 「呑気と見える人々も、心の底を叩いて見ると、どこか悲しい音がする。」(夏目漱石『我輩は猫である』)
ということである。やはり、漱石先生は偉いものである。

以下、

山村修『増補 遅読のすすめ』ちくま文庫(全)
です。