TWEET「双方痛み分け」

 昨日の午前中の「夏のやり残し講習」では、受験生諸君を前にして、
「多くの問題に当たれば、解法の勘所が解るようになり、見通しがきくようになる」
「正しい迷い方を身につけ、なんとか正解にたどり着けるように練習してほしい」
「常に出題者の意図を考えながら問題を解く習慣を身につけてもらいたい」
「それには各教科各分野 類題別に、一気呵成に集中して取り組むのが最も効率的だと思う」
といった話をした。
 子どもたちはまたいつもの話かとうんざりし、私は今日も空振りかと半ばあきれ、双方痛み分けといったところである。
 双方がともに痛手を負うのは得策ではなく、鳴くまで待とうと諦め、明めた。因果な商売である。