TWEET「Kindle Direct Publishing_『本多勇夫 / まだ 折々の記_06』: 〜大野晋編〜」

予期せぬ不具合の発生により、未出版状態のままになっております。申し訳ありませんが、復旧までいましばらくお待ちください

つい今し方、
「本多勇夫 / まだ 折々の記_06」: 〜大野晋編〜
を、「Kindle Direct Publishing」にアップしました。
上梓されました。早速購入しました。

 大学では日本文学を専修した。今回 橋本進吉先生の『古代国語の音韻に就いて 他二篇』岩波文庫 を三十年あまりぶりに再読した。
 精緻な研究から成った成果である。「万葉仮名の用法を精査し」、そして「奈良時代の大和地方の言語は八十七の音節を区別する音韻体系を持つものであったことを発見」された。
 大野晋がその後進に当たった。それは有無を言わせないものだった。
 学習院では「大野ススメ」と呼ばれ、司馬遼太郎からは「先生は、抜き身の刀のような方ですね」といわれた大野と、「石橋を叩いても渡らない」といわれた質朴、朴訥な橋本との性格の相違は歴然としているが、
「日本語に美しい秩序があることを若い人たちに知らせたい」
という点においては一致していたといえよう。また大野は、
「おそらく先生は日本語の文法だけでなく、音韻の体系についても美しい秩序を見ておられたに相違ない。心の底ではそのことを先生は人々に語ろうとされたのではなかろうか」
とも述べている。
 日本語は美しい。


追伸:気まぐれな Amazon に弄ばれて散々な毎日を送りました。還暦を迎えた今日を境に、つかず離れず、気の向くままにおつき合いすることにしました。もう Amazon のご機嫌とりはしません。
 老い先は短く、「我儘」に「気儘」に「自己本位」に生きます。もちろん「反省なぞしません」。
 還暦を迎えた今日の、我が「立志」です。