TWEET「自由という名の修羅場」

「自由参加」の「夏のやり残し講習」に困惑している、と幾人かの父兄がこぼしていることを耳にした。「自由」に盾を突いた格好である。と時を同じくして、通常授業を含めたすべての授業を「自由参加」にした。また、遅刻、病欠はいっさい顧みず、と子どもたちに告げた。
「京都大学は自由という名の修羅場である」とは、石井完一郎 京都大学名誉教授の言である。「修羅場」をくぐることが通過儀礼であり、身にひき受けなければ自由の味わいが分からないとすれば、身にひき受けざるを得ないだろう。そうであれば早い時期に、修羅場をくぐるにこしたことはない。
 顛倒している。
 もちろん退塾は自由であるが、退塾勧告の裁量は私の掌中にあり、私の自由であることを改めて申し上げておく。
 また、「自由参加の夏期講習」にいくと先生に叱られる、とは塾を休む口実であって、私とは無縁であることを申し添えておく。
 この地平に留まるのはやりきれず、今後委細かまわず、ということにさせていただく