ブラックバス「螢狩り編」です。


昨夜 禁断の夜間釣行に及びました。525日以来の釣りです。

梅雨で増水していると思いきや、期待はずれの水位でした。とろろ昆布状のアオミドロが池一面をおおっていて釣りづらいこと限りなし、といった状況でした。

螢が今を盛りと飛び交い、背後の水田ではトノサマガエルの大合唱。前方からはウシガエルの唸るような低い声のこだまする中での釣行でした。

Beetle-X
MEGABASS TENTOU
HM KOKUWAGATA
HM ITO BEETLE
こんなにかわいらしいルアーを見るとついつい手が出てしまいます。3つのカラーの Beetle-X を買ってしまいました。

まずはじめに「MEGABASS TENTOU」を投げました。一投目からすごい音をたててバスが飛び出しましたが、ただおののくばかりで何もできませんでした。二投目には上手くのりました。「MEGABASS TENTOU」は丸呑みされていました。オーシャングリップでバスを吊り下げ、フォーセップを口の奥深くまで入れ苦労してフックを外しました。結構な時間がかかりましたので、バスに大きなダメージを与えてしまいました。その後「HM ITO BEETLE」に換え、一匹手にしました。両カラーの Beetle-X ともに初バスでした。

闇の中で、腹部が怪しい光彩を放つ「HM KOKUWAGATA」に、バスは反応するものの上手くのりません。目の前でのバラしもありました。未だに釣果なしです。次回は「HM KOKUWAGATA」の活躍に期待しています。

Beetle-X は期待通りの優秀なルアーですが、バスが上手く鈎にのりません。バスが小さいのかもしれません。一つだけのダブルフックが原因しているのかもしれません。私はアワセルことなくほおっておくことにしています。

Stroud SR-55F 「イトウ」カラー Angler's Republic
釣果1。3.3gの自重がありますので、ベイトタックルでもストレスなく投げることができます。ハイフロートのルアーですので水面(直下)を泳ぎます。バスは水面を割って出てきます。動かす楽しみのあるルアーです


飯田重祐『渓流ルアー釣りが、ある日突然上手くなる』つり人社
「僕はロッドを細かく動かすこと、瞬間的なスピードを速くすることを意識しています。そして動きの後のポーズで食わせる間を与えてやることもミノーにアクションを加えるうえで重要です。ロッドでアクションをつけてたるんだラインをリールで回収するといったほうがいいかもしれません。」と、飯田重祐さんは『渓流ルアー釣りが、ある日突然上手くなる』つり人社 に書かれています。飯田重祐さんの人柄がしのばれる静かな語り口の本です。勉強になります。