「M氏の遺書」

 以下、トピー工業株式会社・元役員、当年とって83歳男性の、長男、長女、次女に宛てて書いた遺書です。
「昨日遺書を書いた」
「何て書かれたんですか」
「俺が死んだら涙のひと粒くらいこぼせ、と書いておいた」
 二人で大笑しつつも、器の大きさの違いを感じていました。
 ちなみに、飛行機事故で死ぬのが本望だ、と言っております。以降、私も右に倣うことにしました。