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星野道夫『イニュニック [生命]』新潮文庫_邂逅編

精文館書店さん本店で、星野道夫さんの『イニュニック [生命]』新潮文庫 を購入し、その足で、市内で唯一の山の専門店 モンタニアさんに立ち寄りました。昨年末 新築オープンしたばかりのお店です。吟味された商品の置かれた店内には、店員さんをはじめたくさんの健全な人たちがいました。久しぶりに味わった感触です。この健全さを味わいにまたお邪魔しようと思っています。 ヤマをやる人とツリをする人たちは明らかに違います。ヤマをやる人は思慮深く寡黙です。折り目正しく節度があります。ツリをする人の中には感心しないたくさんの人たちがいます。 たとえば、立ち入り禁止・釣り禁止の池で、巡回中の警察官に何度か注意されながらも、また警察署に連行されながらも、依然 懲りない面々ですとか、これだけ環境問題がやかましくいわれるなか、ゴミを持ち帰らない面々ですとか、目に余るものがあります。 星野道夫さんの『イニュニック [生命]』新潮文庫 は、2015/06/19 付の 『テンカラ「書籍編」』 の頁で引用させていただいた、湯川豊さんの特集記事「山と渓流の図書館」で知りました。「ハント・リバーを上って」をまっ先に読みました。とても大切なことが書かれています。すてきなことばで彩られた作品です。一編の詩です。後日書き込みたいと思っています。