TWEET「蹂躙」

  容赦なく自宅が蹂躙(じゅうりん)されていく。言葉は悪いが、やはり私の眼には、そのように映って止まない。
 かろうじて、玄関が、応接間が残り、縁側が、そしてトイレが、井戸が残されている。
 昨日の終業時のことである。




 二人のトルコ人男性のたくましさが際立っている
。日本人労働者の優に倍は働く。骨惜しみせず、重機も操る。
 それは ブラジル人青年たちの “足場屋さん” についてもいえることである。
 解体業や鳶職の世界は、既に外国人労働者の方たちによって、席巻されつつあるような気がしてならない。
 断片が続きます。