「大野寺から女人高野 室生寺へ」

 大野寺はこじんまりとした清楚なお寺である。
 弥陀磨崖仏で有名であるが、宇陀川対岸の弥勒磨崖仏の有無に関わらず、私はこのささやかなお寺が好きである。
 御本堂はよく整えられ、浄らかである。仏前に供えられた 6つの閼伽器(あかき)と、その金色の閼伽器に浮かべられた、一枚のシキミの葉の 緑の対照が美しい。
 山門脇の木箱に入山料を納め、一歩寺内に入ると歩調が一変する。素朴な、手入れの行きとどいた 緑細やかな庭に、時の経過を忘れ、迷子になる。

下記の画像は、喪中にもかかわらず、奈良大和路をぶらぶらしていた折のものです。
紫陽花の花が見ごろでした。

「2023/06/24 山門」



「礼拝所」

「礼拝所から望んだ弥陀磨崖仏(拡大して見てください)」

 したがって、大野寺から車で15分ほどの、次の目的地の女人高野 室生寺へは、閉門およそ1時間ほど前に到着することになる。急ぎ足で石段を上りつつ、各お堂を参観し、御本堂(灌頂堂)を参拝後 自家用のお線香を求め、御本堂前の石段を上る。五重塔の前に立ち合掌し、ぐるりをひと巡りすると、およそ閉門時間間近になる。職員の方とともに山を降りたこともある。

2023/0624 

 この時間帯には、参拝者の方たちの姿はなく、ありがたいが、あまりにも性急な参拝に、いつも申し訳なく思っている。

追伸:画像が思ように並びません。いまはこれでご勘弁してください。