河合隼雄「こころの最終講義」2/3
河合隼雄『こころの最終講義』新潮文庫_参考文献
長新太『ブタヤマさんたらブタヤマさん』文研出版
ブタヤマさんは
チョウを とるのに
むちゅうです
うしろから
なにがきても
わかりません
三つ目のおばけが出てきても
大きな鳥がお尻をつつかんばかりに迫ってきても
セミにおしっこをかけられそうになっても
海から
「ザブ
ザブ ザブ ザブ」
と、サカナが飛び出てきても
ブタヤマさんは一向に気がつきません。
ブタヤマさんたら
ブタヤマさん
うしろをみてよ
ブタヤマさん
「なあに どうしたの
なにか ごよう」と
ブタヤマさんが いいました
うしろには なにもいません
ブタヤマさんは
また チョウを とりにでかけます
かぜが そよそよと
ふいているのでした
◇『飛ぶ教室 第7号(2006年秋)特集 「ほぼまるごと一冊 長新太」』光村図書
を大切にしています。
「『おしゃべりなたまごやき』『ちへいせんのみえるところ』『キャベツくん』『みみずのオッサン』……素敵な作品をたくさん遺してくれた,長さんって一体どんな人? この本を読むと,長新太の作品と人間の魅力について色々なことが分かります。」
『飛ぶ教室 第7号(2006年秋)特集 「ほぼまるごと一冊 長新太」』光村図書