TWEET「Remotework for me」

 当地(地方都市、片田舎)に嫁がれたご近所の婦人が、
「井戸端会議禁止」
と、まっ先に姑から告げられた、という話を本人から伺ったことがある。ご最もな発言に大笑した。
 今年度「町内の組長」という大役(?)が回ってきた。そして、ご近所の方たちと顔を合わす機会がめっきり増えた。挨拶を交わす程度ではすまなくなり、30分を優に越す立ち話をすることもしばしば、である。
「五十を越えたら、今日はあっても明日はないと思え」という P教授の名言に従い、身辺の人員整理を急いでいたが、風向きが変わり、「今日」さえままならなくなってきた。
 私にとっての「リモート」とは、「遠く人との距離をおいて」という意味である。
 パンデミックを機に「テレワーク」を、というのが趨勢であるが、私の「リモートワーク」とは、多分に厭人・厭世的であり、非社会的である。
 夜昼を逆転した生活をするのが理想であるが、いまはそれがかなわない。