「三日遅れの小暑の日に発つ」

予約しておいた、
◇『2019年度受験用 愛知県公立高等学校 過去問』英俊社
が、2018/07/01 に届きましたが、見るのもいまいましく、知らぬ存ぜぬを押し通し、
◇井筒俊彦『イスラーム哲学の原像』岩波新書
を読み続け、読後、2018/07/04 に、
井筒俊彦「イスラームの根源的思惟形態」〈『イスラーム哲学の原像』_はじめから〉
を書きました。その後、
『井筒俊彦全集 第六巻 意識と本質 1980年-1981年』 慶應義塾大学出版会
を読み継ぎ、「Ⅺ」章 270頁まで読み進めました。考察は専ら「ユダヤ教神秘主義、カッバーラーの『セフィーロート』」に当てられています。ここまで読んだところで、絡めとられました。
 平成29(2017)年度 A,Bグループ、平成30(2018)年度 A,Bグループ、2年間4回分の過去問を、つい今しがた解き終わりました。新入試制度の下で行われた4回分の入試問題です。時間は気にせず、気ままに解きました。数時間を要した問題も何問かあり、また解法中にはさまざまな感慨を抱きましたが、詳細は項をあらためて書かせていただくことにします。
 これで晴れて、井筒俊彦の作品群の読書に集中することができます。しかし、それも夏期講習がはじまるまでの二週間前後の間のことです。短い夏を駆け抜けます。オマケの夏期講習です。余力で切り抜けます。